• 無料メルマガ 寝てても売れるマーケティング戦略研究所

  • FBいいね!



  • 記事の更新通知を受け取る

    カテゴリー

    タグクラウド

    コーチの発達段階とコンフォート・ゾーン、コーチの選び方

    2015/12/06

    コーチは質問をするだけなので、実際にクライアントの分野で成功していなくてもコーチングはできる、と言われます。

    しかし、本当にそうでしょうか?

    例えば、世界チャンピオンになったことのあるコーチと、全日本チャンピオンのコーチ、県大会のチャンピオンのコーチ、地方大会のチャンピオン経験のあるコーチでは、おそらく、コーチできる内容も雲泥の差があるのではないでしょうか?

    例えば、世界チャンピオンになったことのあるコーチであれば、世界中のいろんなタイプの選手を知っています。すると、それぞれの選手の特徴に合わせて、そう言えば、あの国にこんな選手がいたな、彼はこういう技が得意だった。このクライアントもそういう方向であれば伸びそうだ、というのがわかるかも知れません。

    しかし、例えば、県大会チャンピオンレベルですと、自分のレベルを保つのに精一杯ですから、自分のやり方しか頭にありません。そんな変なやり方ではなくて、教科書的なこのフォームでやるべきだ、と言って、選手の特徴と伸ばさず、平凡な選手に育成してしまうかも知れません。

    これは、実際のスポーツコーチの話ですが、本来のライフ・コーチにコーチングを受けていても同じようなことは起こります。

    例えば、私は東大卒で、東大がコンフォートゾーンですが、早稲田大学卒業のコーチの場合は、早稲田大学がコンフォートゾーンなわけです。すると、クライアントが東大に入りたい、と言っても、早稲田はとてもいい大学だから早稲田にしたら?というような無意識のコミュニケーションをしてしまうおそれがあります。

    つまり、コーチの無意識のコンフォートゾーンに引きずられるおそれがある、ということです。

    そういう意味では、自分が達成したい目標を達成しているコーチに付くのが一番よいと思います。

    上の例で言えば、世界チャンピオンになりたいのであれば、世界チャンピオン経験のあるコーチにつくのが一番です。もちろん、それでも相性はあるでしょうが。

    東大に入りたいなら東大卒業生のコーチにコーチングしてもらう。芸能人になりたいなら芸能人経験のあるコーチにつく、など、やはりコーチでも、分野によってはコンフォートゾーンの高い人と低い人がいます。

    そして、意外に多いのが貧乏なコーチです。こういうコーチはお金のコンフォートゾーンが低いために大金持ちのコーチをするのは難しいのではないかと思います。世界観も違いますから。

    そういう意味ではお金に対するコーチングを受けるのであれば、そのコーチがどのくらい稼いでいるか、自分の目標額を稼いでいるか?を聞いてみるのも一つのやり方でしょう。

    コーチングを受けて劇的に人生が変わる人もいれば、ほとんど変わらず、なかなか悩みが解決しない人もいます。それは半年100万円以上のコーチングを受けても同じことです。実際それでも変われない人も見て来ました。

    そういう意味ではコーチの選択はフィーリングではないかと思います。ぜひご自分の目標を達成した経験のあるコーチを雇うことをお勧めします。

    マーケティング・コーチのメールマガジンではブログには書かない有益な情報も配信しています。ぜひご登録下さい。

    マーケティング・コーチのメールマガジン登録フォーム

    関連記事

    PAGE TOP
    Copyright(c) 2013 マーケティング・コーチの戦略 All Rights Reserved.